Viking Line バルト海の上で年越し(ストックホルム→ヘルシンキ)
旅好きの医大生あやたかです。少ない休みを狙って旅行や留学をしています。
北欧旅行や海外でのカウントダウンイベントに憧れがある人は多いと思いますが、
「めっちゃ高そう」「危なそう」などの印象から、
なかなか手が届きにくいのではないでしょうか?
この記事では、意外とお得でかなり楽しかったViking Lineの年越しクルーズについて紹介します。
【北欧の旅☃️ 5/4 @年越しフェリー🚢日帰りエストニア🇪🇪2wまとめ🧠】
Viking Lineとは?
毎日スウェーデン↔︎フィンランド間を往復するクルーズ船の運営会社のことです。
飛行機では1時間ほどの2都市間を17時間かけて巨大客船でゆっくりと移動します。
客室のレベルは様々ですが、ホテル代も移動費も込みだと思えば意外とおやすいです。
また、客室の他にもレストランやエステ、バー、クラブ、さらにキッズルームなど様々なエンターテイメントが用意されています。
北欧の年越しはどの都市もぴんと来なかったので、
2019→2020年の年越しはバルト海上、バイキングラインのフェリーで過ごすことにしました!
一番安い客室で1人あたり約8000円でした。
客室の中
客室の中はバストイレ付きの狭いけど快適な部屋。
四畳半くらいの面積だったような気がします。
ソファーや壁についている取手を引っ張るとベッドが出てくる仕組み。
私は寝具に特にこだわりはないので、なかなか快適でした。
船内の様子
まずは腹ごしらえ
船内にはいくつかカフェやレストランがあり、値段も客層も様々です。
私は船の中では中流くらいと思われるラフなレストランに入りました。
価格帯は€20~30で、北欧の外食らしい値段かなというところ。
分厚いステーキ美味しかったです
Upstairs bar
ここではビンゴ大会やギターの生演奏、素人カラオケ大会など何でも行われていました。
ドリンク(€8~)をカウンターで頼んで注文し、巡回するウェイターもいないのでのんびりと鑑賞できます。
あまりお客さんはいませんでした。
みんなどこにいたんだろう…
LED Dance
4人のダンサーがクラシックやポップス、ディズニーの音楽に合わせて優雅に待っていました。
LEDってこの光る衣装と小物のことだったのね…
カウントダウンイベント
スウェーデンとフィンランドの間には1時間の時差があり、どちらに合わせてカウントダウンするんだろう、と思っていたら答えは「どちらも」でした。
先ほどまで光る妖精たちが舞っていたステージがダンスフロアになり、
DJも登場してクラブに早変わりしました。
年明け10秒前からはみんなでカウントダウンして、
年を越した瞬間にはハグしたり叫んだりシャンパンを回し飲んだり、
みんなそれぞれの方法でお祝いしていました。
ディーバの生歌でめちゃくちゃ盛り上がり、
2回目のカウントダウンまでは一瞬でした。
危険?
うーん、完全に安全とは言えませんが完全に恐ろしい場所でもないです。
老夫婦、小さい子供連れのファミリー、若者グループなど様々な人たちがいるので、
暴力や喧嘩といった意味ではあまり心配はありません。
みんな自分のペースで夜を楽しんでいる雰囲気です。
ただ、女の子をハントしようとしている男の人は一定数おり、
見ている限りでは、かなりしつこくて強引な人もいました。
それでも「いやだからやめて」「あなたの部屋には行きたくない」と言えば
さっさと他の子を探しに行ってはいましたが…
紳士なおじさんや迫力のあるおばさまが
「この子はうちの子だから連れて行かないで〜」
と冗談交じりに強引マンを追い払っているシーンも見ました。
服装や容姿が関係している訳でもなさそうだったので、
防止するには
・いかにもパートナーっぽい人とずっと一緒にいる
・女の子数人で固まり続ける
・ふわふわしている酔っ払い、にならない
などの策が考えられると思います。
もちろん、端っこで家族の時間を楽しんでいる人たちもいるので、
ダンスフロアから遠くにいれば不愉快な人に声をかけられることも少ないのでは予想されます。
最後に
長いと思っていた17時間の船旅は一瞬でした。
料金も船内の物価もそこまで高くないので、学生でも十分に手の届く旅のプランだと思います。
調子に乗って飲みすぎてぐでんぐでんになったり、知らない人についていく、というような日本でもアウトな危険行為さえしなければ、素敵な夜を過ごせると思います。
今年の年越しは是非みなさんもバルト海の上で!